めまいの種類と原因|循環器・脳疾患によるめまいの対処法は?
2024/04/22
めまいという症状は様々な原因によって引き起こされます。代表的な原因として循環器や脳疾患が挙げられます。この記事では、めまいの種類や原因について詳しく解説し、循環器や脳疾患によるめまいの対処方法についてお伝えします。持病がある人や高齢者にとっては、めまいは重大な問題となる場合がありますので、ぜひご一読ください。
目次
めまいの種類
一口にめまいと言っても、種類は様々あることをご存知ですか?
めまいの原因や種類を正しく理解することはとても大切です。めまいには三半規管性めまい、頸性めまい、血管性めまいなど、多種多様な原因が考えられます。三半規管性めまいは、耳の内部にある三半規管の機能が低下したり、刺激されたりすることで起こるもので、回転性めまいや、慢性的な浮遊性のめまいが代表的です。頸性めまいは、首の筋肉や血管に問題があることが原因で、軽い頭位変化や首筋を動かすことで発症することがあります。血管性めまいは、低血糖症や低血圧、脳卒中後などに起こることがあります。
循環器疾患によるめまい
循環器疾患は、心臓や血管に障害がある状態を指します。この疾患によって引き起こされるめまいには、多くの種類があります。例えば、立ち上がる際にめまいがする症状や、激しい運動の後にめまいがする症状、あるいは急激な体位変化によるめまいなどが挙げられます。 リハビリの視点から見ると、循環器疾患によるめまいは、患者さんの日常生活に大きな影響を与えます。このめまいを放置すると、転倒や交通事故などのリスクが高まるため、早急な対応が必要です。そこで、リハビリテーションの専門家は、まず原因を特定し、その上で適切な治療法を選択します。循環器疾患によるめまいを改善するためには、適度な運動や食事改善、ストレス解消などが有効です。
慢性めまいは改善する
慢性めまい、つまり3ヶ月以上続く浮遊性のめまいが特徴です。グルグルではなく、ふわふわしためまいとよく言われています。なぜこのようなことが起きるかというと、脳の中で内耳、視覚、体性感覚といった複合的な情報を脳で処理できなくなっていると言われています。座っていたり寝ている状態ではめまいがしないのに、
立ち上がって歩くと、ふわふわするのが特徴です。また、振り返る動作などで症状が増悪するといった場合が多いです。
これらの症状に対して、最も効果的な治療法はめまいリハビリテーションと言われています。具体的には、めまいの原因に応じた運動療法やバランストレーニング、認知療法などが用いられます。欧米では前庭リハビリテーションといっためまいに特化したリハビリが行われています。日本では殆ど認知されていません。
リハビリによって機能の回復を図ることで、より豊かな生活を送ることができるでしょう。
詳しいことはまた後日。
専門医の診断が必要
リハビリテーションは疾患や障害によって様々な治療方法があり、その中でも専門的な知識を持った医師であるリハビリテーション専門医の診断が必要とされる場面があります。例えば、脳卒中後のリハビリテーションにおいては、脳の損傷部位によって治療方法が異なります。運動機能に対する症状が出た場合は理学療法士が担当しますが、認知機能の回復については作業療法士が担当することが多いです。しかし、複数の治療士による連携を促進するとともに、患者さんの状態を正確に判断し、その上で最適な治療を提供するためにはリハビリテーション専門医の診断が必要不可欠です。治療の効率化・効果の向上を目指した体制作りがより重要となってきている現在、専門医の役割はますます大きくなっています。
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